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ドラッカー学習事業 第7回 強み

2006年10月13日

テーマ:強み

始めに上田先生よりお話があり、

「ここで、こういうテーマ(強み)でそれぞれの会社の強みについて話し合うという事は、今までのドラッカー学習の効果が現れていると思う。普通の集まりでは強みについて討議するなどという発想が出て来るとは思えないからである。

 非営利組織の経営という本があり、ミッションについて書かれているが非営利組織にとってはミッションが全てである。でも、会社にとってもミッションが全てであり、ミッションの有無が事業を呆れるほど大きく立派なものに育てるか、いい加減なものに終わってしまうかを決める。ミッションは何の為にあるのか、人類・世の中・人の為にというのがミッションである。ドラッカーの言うミッションとは行動に結び付かなければならない。行動に結び付かないミッションは単なるビジレイクに過ぎない。

それで、そこから強みに来る訳だが強みも行動に結び付く強みでなければ意味が無い。しかも、今日の行動に結び付かなければならない。

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 強みを知る為には、何かの事業で1年の間でこの位の所まで行こうという絵をかいて必ずメモする。メモしたものを9ヶ月、1年後にチェックする(フィードバック分析)。それによって自社の強みを知る事が出来る。且つ、お客さんの所に行き自社の強みは何かと聞く事によって強みを知る。」

というお話を頂いた。

 続いて参加メンバーより自社についての強みについての発表が行われ、

などが出された。

 河野実行委員長より技術力を強みとしていた会社が倒産してしまった実例の発表があり、はたして強みだけで会社を経営していけるのか?また、強みを生かし経営に結び付けるにはどのようにすれば良いかについての討議が行われた。

 自分の考えていた強みと外部から見た強みの違いや、強みの中にさらに卓越された強みがあるとなお良い、社長だけではなく社員の一人一人が会社の強みを言えるような会社にする。また、人材も強みという事も含め良い人材を引き込むのは難しい為、今いる良い人材を逃がさない事も大切では等の意見が出された。また、良い事だけを見て伸ばして行く事が大切など参加メンバーの経験談や思想、上田先生の見解を含めて大変有意義で活発な討議が行われた。

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監事講評(三瓶監事)

 本日の学習事業ですが学習事業が始まった当初に比べ、ストーリー立ても出来ていますし、話の内容に関しても明日からでもすぐに実践できるとても良い事業だったと思います。学習事業も残すところあと3回となり締めの時期に入ると思いますが、この先も頑張って頂きたいと思います。今回、参加人数が少ないですが全体事業なので次回以降多くの方に出席して頂いて下さい。

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