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宮崎's Eye

2012年08月29日

宮崎’s Eye

『日本人の国際感覚』

外交問題が嫌な感じで大騒ぎしていますが、
日本人の態度は外人には理解されないのではないでしょうか。

察して欲しいという表現では、外人にはまったくもって通じません。
これだけ国際化が叫ばれている中、国際感覚を兼ね備えた日本人が少ないと感じますし、
若者に職とお金を与える事が出来なければ、無気力な人間が増える原因になるはずです。

最近は外国に出て刺激を受けたいという若者が減っています。
彼らは何で苦労してまで海外に出なくては行けないの?と聞くそうです。

フイリピンの時給と神奈川県の最低賃金に10倍の格差がありますが、
日本人従業員は10倍の働きをしているのでしょうか?
10倍の給料をもらうためには、それにふさわしい能力がなければ
企業は皆、海外の安い賃金を求めて進出してしまいます。

日本での仕事がなければ、お金が回らずに不景気からの脱却は出来ません。

私が仕事をしているマルタのように、
仕事をくれる会社やボスはありがたいんだという思いが
日本人従業員の中にももっと定着してくれたら、
経済ももっとスムーズに回るのではないでしょうか。

昔から言われている、日本人感覚と国際感覚のズレに私は強い危機感を覚えずにはいられません。