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杉浦's Eye

2013年03月04日

杉浦’s Eye

「地道に自ら学ばんに思うこと」

会員、OBの皆さんは当然ご存知のことですが、当会には定年制があります。

会則に「本会は満42才をもって定年とし、」これを卒業と称する。卒業する日は当該年度末日とする。ただし、入会5年未満で42才となった場合には入会5年未満に達する日までの期間定年を延長し当該年度末に卒業するものとする。」

と記載されています。

つまり42才になるか、5年経つかで卒業を迎えるわけです。

青工研という組織は経営者という観点で考えると良く出来ているなと感心させられることが多くあります。

32年の歴史の中で培われたものですが、当会での卒業までの期間は「地道に自ら学ばん」 という習慣をつけさせてくれる期間なんだと感じられました」。

経営者として、組織とはどう成り立っていくのか?人は何を感じて共感してくれるのかなどを疑似的に体験しどうすれば企業を担う経営者になっていけるかを学ばせてくれる場だったなと思っています。

当会は月に1度ブロック会というものをあり、自社の経営に役立たせる勉強会を行っています。

ブロック会では様々なお題でそれぞれの議論を交わしていきます。

そのためにはブロック会を担当する担当者が色々な人の話を参考にしたり準備をしたりして当日に臨みます。

本当に白熱した議論で自社へのブレイクダウンに出来ることが多い場合もありますしそもそもテーマの設定に失敗し議論にならなかったり、自分が意図した方向と全然違う議論になったり。

そんな事を行いながら自分の事、自社の事、相手の事、他人との関係性、自社の課題など様々なことを学んでいきます。

今回私は、その青工研を卒業させて頂きます。

約6年間、本当に多くの事を学ばせて頂きました。

当会には議論やテーマを考え進めていく中でいくつかのキーワードがあります。

「さらけ出す」「ぶれない」「言い切る」「仲間」「失敗しても良い」といったところでしょうか?

経営者にとって会社は自分の器以上に大きくならないとよく言います。

当会はその器を大きくし、自ら学ぶ習慣を作り、経営者としての覚悟を身をもって経験する場だったんだなぁと改めて振り返ることが出来ました。

素晴らしい仲間と様々なテーマで議論し、切磋琢磨しあい人間として経営者として成長する。

そして卒業するころには改めて「地道に自ら学ばん」のもと、自ら学ぶ習慣を定着させる。

本当に素晴らしい6年間を過ごすことが出来ました。

これからも、自ら学ぶべく頑張っていこうと思います。

叱咤激励いただいた多くの皆さん、本当にありがとうございました。

これからも頑張っていく現役の皆さんにもたくさんのエールを送れればと思います。

最後にこのようなメッセージを出させて頂く機会を与えて頂いたことにも感謝感謝です。

本当にありがとうございました。