青工研からのお知らせ

ホーム > 青工研からのお知らせ > お知らせ > 大塚's Eye

大塚's Eye

2012年09月27日

大塚’s Eye
 
 『私の習慣』
 
 私が自社に入社以来習慣化していることの1つに、日刊工業新聞の倒産情報の確認があります。
 
 これは現会長である父が、昼食時に必ず目を通している習慣でもあります。
数年前には直接取引のあるお客様が掲載され慌てて未払い金の回収をしたこともあります。
 
 今日はそんな倒産情報を5年に渡って確認することを慣化した中から見えてくる私なりの目線を。
 
確認点は3つ。
 
①直接取引関係にあるお客さまの掲載有無。
②間接的に取引先であったかもしれない同業系企業の掲載の有無。
③規模の大きい企業の掲載の有無。
 
 ①については言うまでもありませんが、②については弊社のような部品製造を生業とする会社は、
見積もりに多少なりとも影響があったりします。③については、間接的な余波への警戒です。
 
 ①については、明確なピンチですが、②③についてはむしろチャンスと考え、
時間が許す限り深堀するように心掛けています。
 
 理由はただ1つ。会社の倒産は必ずしも、その会社が製造していた製品が
世の中に流通しなくなったからではないからであり、むしろ誰も手を出さなかった、
よりニッチな製品を製造していたとも考えられるからです。
 
 現に弊社には客先が3社変わっても、未だに継続する製品(大手EVメーカーの保守部品)があります。
 
 
 『ネガな情報をどう捉えるのか?』
 
 
 ネガティブをポジティブに捉え続けられる限り、この習慣は続けていきたいと思います。