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杉浦's Eye

2012年10月31日

杉浦’s Eye 

「100kmウォークを歩いて。」

今月の10/20・21で杉浦の最後のブロック会ということで
三河100km歩け歩け大会に現役、OB皆さん総勢28名で参加してきました。

僕は今年が現役最後の年ということもあり、
会長方針、ブロック長方針、自分の考え等をいろいろ考えた結果
最後のブロック会は「100km歩こう」と3月の時点で決めました。

決めた当初はただ「やるぞぉ!!」という意気込みだけはありましたが
その割にはあまりにも思慮が浅く、
「本当のそもそもは何のために歩くんだ?」
「リタイヤが出た場合はどうする?」
「不慮の事故での怪我の対応は?」等々

事前段階、直前になってからや、さらには大会参加最中でも様々な出来事が起き
本当に準備の甘さや大切さを痛感させられました。

また、色々な出来事や参加されている皆さんの意見を聞くにつれ
この100kmウォークはブロック会なんだということを
改めて深く考えさせられました。

スタートしてからも、のちのち言われた「杉浦の悲壮感は半端ない。」
なんて見透かされながらも、前日はほとんど眠れずに、
担当者がゆえのなんとしても完歩するとのプレッシャー。

もし歩いている最中に怪我したら、痛くなったら・・・

そんな恐怖とともに、スタートしてからも余裕や楽しみなど
微塵も見せずに、慎重に慎重に歩いていました。

歩いていても、考えていた以上に厳しい道のりで、
僕自身、歩いている最中も両足の小指の豆が潰れ、血が出てきたり
最後の方では足首が痛くなってきて、見るからに倍くらいに腫れ上がり
それでも担当者として最低でも完歩、最高でも完歩を目標に掲げ
「足の1本や2本くらいくれてやる。」位の意気込みで歩きました。

肉体的にはとっくに限界を超え、あとはどう心を強く持てるか
だけだったような気がします

最後の最後で本当に切れかけた完歩への想いも
何とか担当役員の助けを借り、なんとか気持ちを持ち続けることが出来
ようやくゴールにたどり着くことが出来ました。

言いだしっぺで担当者の僕が言うのもなんですが
それはそれは過酷で、異常なまでに体をいじめた
100kmウォーキングでした。

それでも歩いてみて、やっぱり一番強く感じたのは
自分ひとりだったら絶対に完歩出来なかっただろうし
しなかっただろうなということです。

自分ではない誰かのことを想い、自分に向き合いながら歩く。

そしてそこには一緒に歩いてくれる目に見える仲間がいる。

みんなの支えがあって、励まし合う仲間がいて・・・

厳しさの中(ちょっと極限過ぎましたが・・・)にも。

叱咤激励する。負けたくないと思う。自分は歩ききると思う。
こいつと一緒に歩ききりたいと思う。

歩いた人だけにしかわからない、それぞれの想いが
一人一人の中に、何かしらがあったのではないかと思います。

僕はただただ感謝しかありません。

杉浦の最後を見届けてやろうと参加してくれた方。
杉浦が言ってんだから参加してやろうと参加してくれた方。

それぞれ関わり方はあるものの、ともかく参加してくれ、
歩ききってくれたのは本当に忘れることが出来ません。

青工研という会は本当に凄い会だと改めて思います。

そんな会に約6年もいさせていただいて、
本当の多くのことを学ばせていただいてありがとうございました。

こんな経験が出来たのも青工研だからこそだと思っています。

ご迷惑も多々おかけしたかもしれませんが
皆さんお付き合いいただいて本当にありがとうございました。

残り半年、この経験を元に、それ以外にも今まで経験したこと
感じたことや様々な想いを改めて今いる皆さんに伝えていき
やりきって卒業を迎えたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いいただければと思います。
よろしくお願いします。